お部屋探しサポート

物件探し

まずはエリアと予算を決めて物件を探しましょう。

現在では、多くの方がインターネットでお部屋を探されると思います。ポータルサイト（アットホーム・SUUMOなどのサイト）や、エリア内で営業している不動産会社のホームページなどを見て、気になる物件を探してみましょう。

探し始めるのは、入居希望日の３週間前から１か月前くらいが丁度良いと思います。あまり早くから探し始めると、希望する物件が他で契約されてしまう場合が多いからです。ただし、特殊な条件の物件を希望する方や、入居審査に不安がある方の場合は、もう少し早めに始めた方が良い事もあります。

不動産会社に問い合わせる

インターネット等で気になる物件があれば、不動産会社に問い合わせてみましょう。

物件の問い合わせをする場合、必ずしも掲載元の不動産会社に問い合わせる必要はありません。ほとんどの賃貸物件は、どこの不動産会社であっても取り扱う事が出来るからです。したがって、エリア内の色々な不動産会社のサービスや評判などを調べて、自分が良いと思った会社に問い合わせる事が可能です。ただし、稀に掲載元以外の不動産業者では扱えない物件もあるので、その場合は掲載元に問い合わせる他ありません。

問合せの際に、先に掲載元に問い合わせてしまうと、元々どの会社でも扱えた物件であっても、掲載元以外で扱えなくなる可能性があります。したがって、先に自分が希望する会社に問い合わせをしてみて、ダメだった場合に掲載元に問い合わせるという順番の方が良いと思います。

物件を内見する

不動産会社に問い合わせると、内見の日時を調整してくれますので、都合の良い日時で内見しましょう。

内見のときには、①物件の現地での集合か、②不動産会社の店舗から現地に向かう場合の２つのパターンがあります。当社では、ご自身の足で街を歩く事ができる現地集合をおススメしております。不動産会社から車で現地に向かう方が楽ではありますが、音・におい・交通・人通り・街の雰囲気などは、実際に歩いてみないとわからないものです。私たちプロが不動産の調査をする場合も、出来る限り車を使わずに自分の足で歩く事を大切にしているのです。

そして、実際に物件を見るときは、お部屋の中だけでなく共用部にも注意を払いましょう。お部屋がいくら綺麗でも、共用部に私物がたくさん置かれていたりゴミが散乱している場合は、管理が良くない可能性が高いです。そのような物件だと、入居後にトラブルが発生した場合に迅速に対応して貰えない事もあり得るので注意が必要です。

申込みをする

内見をして気に入った物件が見つかった場合は入居の申し込みをします。

入居の申し込みをする際には、入居申込書に必要事項を記入して身分証のコピー等と一緒にオーナーや管理会社に提出します。入居申込書の書面は不動産会社が用意してくれます。

入居申込書を書く際には、綺麗な字である必要はありませんが、丁寧な字で書くようにしましょう。雑に書いてあると印象が悪く入居審査で不利になる事があります。不動産の賃貸借契約というのは、高度な信頼関係に基づいてなされるものです。したがって入居審査においては、収入や職業だけでなく人柄も重視されます。オーナーや管理会社は、あらゆる注意を払って入居希望者を観察していますので、手抜かりの無いようにしましょう。

なお、多重債務や生活保護など入居審査に対する不安があれば、申し込みまでに不動産会社に伝えるようにしましょう。人柄の面で問題が無ければ、不動産会社が審査を通過させるための対策を考えてくれるはずです。

重要事項説明・契約

入居審査が通れば次は重要事項説明と契約です。

重要事項説明では、宅地建物取引士の資格者から、契約の判断にあたって重要な事項の説明があります。重要事項説明では難しい用語が出てくる事がありますので、わからなければ遠慮せずに質問しましょう。

重要事項説明の内容で問題が無ければ、契約書に署名していただきます。なお、引渡し日は契約の際に決めますので、必要な引越し等の準備があれば進めておきましょう。

引渡し・引越し

最後に、不動産会社や管理会社から鍵を受け取れば引渡し完了です。

鍵の受取方法や日時については不動産会社と調整します。一般的には、引渡しの日の数日前から前日までに鍵を受け取れる場合が多いです。

契約上の引渡し日よりも前に鍵を受け取った場合、引渡し日までの間に勝手に宿泊したり荷物を運び込んだりすると契約違反となるので注意が必要です。そのような必要がある場合は、必ず事前に管理会社などに確認して承諾を得るようにしましょう。

なお、当社の場合は契約時に電力会社・ガス会社・水道局の連絡先をご案内しておりますので、入居後すぐに利用する場合は、各事業者への連絡も事前に済ませておくと良いと思います。

いよいよ引渡し日になったら、いつでも引越し可能です。都合の良い日に引越しをしましょう。そして、引越しと併せてお部屋の設備に不具合がないか確認するようにしましょう。万が一不具合があれば、管理会社や不動産会社に連絡して対応を求める必要があります。